2日目 志布志~桜島~佐多岬
大阪・南港を夕方に出航して約15時間の船旅も終わり、翌朝無事に鹿児島・志布志港に入港。最近の大型船のハイテク技術はすごい。揺れを感知すると船底のスタビライザーで自動制御するそうで、ほとんど揺れを感じなかった。おかげでぐっすり休むことが出来た。高速代、ガソリン代を考えたら、自走するよりもかなり楽だ。
志布志から西に向かって走り、1時間ほどで錦江湾(鹿児島湾)に出た。このまま海沿いに走れば、桜島に着く。桜島は元々は独立した島だったが、噴火を繰り返し、島の東側から流れた溶岩が大隅半島につながり、東側で陸続きになったそうだ。
溶岩道路を西に進むと、道路脇に噴石の退避豪がいくつかあった。いつ噴火してもおかしくない状態なのだろう。
そのまま進み、桜島の西端にある「道の駅 桜島」で休憩。予定ではこのまま半島の対岸の鹿児島市にフェリーで渡り、南下するつもりだったが、思ったより時間が掛かってしまった。おまけに雨もポツポツと降ってきた。今日の最終目的地は最南端の佐多岬のキャンプ場だ。このまま鹿児島市に渡ると日没までに間に合わないかもしれない。予定を変更して大隅半島に戻り、佐多岬に向かった。
火山灰の混じった雨に打たれながら南へ走る。幸いそれほどひどい雨ではなく、夕方くらいには雲の隙間から太陽が見えてきた。よかった。雨の中のキャンプは避けられそうだ。
佐多岬の手前で「根占(ねじめ)温泉」に入り、本土最南端のスーパーで買い出しをして、6時前にようやくキャンプ場に到着した。
ツーリング便利グッズ紹介 その2
「スフィアライト ポケットサイズペンライト」
バイク用LEDヘッドライトでお馴染みのスフィアライトから発売されている小型ペンライトです。TE OPTO製高輝度LEDを7連使用。明るさは90ルーメン。単4電池3本で5時間使用可能。底面とクリップに強力マグネットが付いているので使い勝手もいい。