富士山ツーリング2018

富士山ツーリング、行ってきました。

 

過去のブログを読み返してみると、前回行ったのはちょうど10年前。

 

はっきり覚えている事もあれば、記憶があいまいな所もある。前回とはバイクも条件も違っているので、新たな気持ちでツーリングに行ってきました。

 

7月某日、快晴。・・・というよりも、猛暑!

 

ここ2週間近く、日本列島が猛暑に見舞われた7月下旬。涼しい場所をと考えた今回のツーリングの目的地は富士山。10年ぶりに行く富士山と、甲府、八ヶ岳方面まで行って、諏訪から国道153号で名古屋に戻るルート。今回の2泊3日のキャンプツーリングのルートが決まった。

 

バイクはスーパーカブ110。荷物も積めるし燃費もいい。ツーリングに最適なバイクなのだが、今回のツーリングはひとつ大きな問題があった。

 

名古屋から国道23号のバイパスを通って静岡に行き、国道1号のバイパスを通って富士宮まで行くルートを考えていたのだが、浜名湖から先のバイパスには125cc以下は走れない

 

「自動車専用道路」

 

があった。

 

初日の目的地は富士五湖のひとつ、本栖湖の湖畔にある

 

「洪庵キャンプ場」

 

名古屋から下道で約250km。ナビで事前にシュミレートすると約6時間ちょっと掛かるみたいだが、これは自動車専用道路も使っての話。静岡の浜名湖から先のバイパスは、ところどころ自動車専用道路になっている。浜名バイパス、藤枝バイパス、静清バイパスなどだ。

 

バイパスを一旦降りて、次のバイパスまでかなり遠回りなルートもある。予定していた時間がどんどん過ぎていく。焼津の港の食堂で昼食を予定していたのだが、着くころには営業時間が終わっていた。

 

まずい・・・。このペースで行くと、キャンプ場の受付時間にも間に合わないかもしれない。久々に時間に追われるツーリングとなった。

 

国道1号線を抜けて、富士山のふもと、富士宮市に入ったときには午後5時を過ぎていた。あと50kmほどだが、夕方の渋滞が始まっていた。市内を抜けて、富士山の西側、国道139号に入ってあとすこし! というところでまた、

 

「125cc以下通行禁止」

 

の看板が・・・!

 

ここ、自動車専用道路だったっけ・・・?

 

10年前の記憶があいまいになっている・・・

 

また、脇道にそれて、目的の方角に走り出す。

 

おまけに、空がどんよりと曇ってきた。2週間以上雨が降らなかったのに、このタイミングで雨?

 

幸いに雨には降られなかった。かなり遠回りをして目的地のキャンプ場に

着いたのは6時半を過ぎていた。

 

本栖湖にある、「洪庵キャンプ場」。

 

チェックインがかなり遅れたが、受付がまだ空いているので助かった。ここには宿泊施設や食堂もあり、入浴も出来る。途中で温泉に行きそびれたのでこれは助かる。

 

テント泊とバイク1台で¥1.900。テントは湖の湖畔や林の中で自由に張れる。湖畔の方が見晴らしはいいのだが、バイクのスタンドが沈んでしまうので、今回は林の中を選んだ。

 

陽が沈んで暗くなる前に、急いでテントを設営する。

 

 

今回のキャンプツーリングの為に買い替えたテント、

 

「デイトナ・ステイシーST-2」。

 

バイクパーツメーカー・デイトナと、老舗テントメーカー・キャンパルジャパンのコラボモデル。

 

 

 

まずは別売の専用グランドシート

 

「PVCマルチシート」を敷く。

 

テントの下に敷いて、汚れ、傷、湿気からテントを守る、非常に便利な商品だ。

 

その上にインナーテント(テント本体)を組み立てる。

次に、フライシート(外側の防水シート)用のポールを組み付ける。

最後にフライシートをかぶせて角を固定して、ペグを打ち付けて完成。慣れれば5分ほどで設営できる。とても簡単だ。

暗くなる前にテントの設営を終え、本栖湖の湖畔に出る。天気が良ければ本栖湖の向こうに富士山が見られるのだが、残念ながら曇っていて見えない。千円札の裏側の富士山の風景がまさにここ。雨に降られなかっただけマシか。

 

この日は途中の道の駅で食料の買い出しをする予定だったのだが、到着が遅れて売店が閉まっていて買い出しが出来なかった。非常食を食べてその日はそのまま休んだ。

 

翌日も少し雲は残っていたが快晴。標高が900m近くあるのでとても快適に過ごせた。朝7時で気温は24.2℃。名古屋とは比べ物にならないくらい涼しい。

 

湖の湖畔に出てみたが、今日も残念ながら雲がかかっている。富士山の山頂のシルエットがうっすら見えるときもあったが、カメラを向けたらまた雲がかかってしまった。

 

簡単な朝食を済ませ、テントを撤収して朝10時に出発。この日の予定は富士山の北側を周って、甲府、八ヶ岳方面から諏訪に行き、国道153号で南下して駒ヶ根でキャンプ。

キャンプ場を出て少し走ると、青木ヶ原樹海の看板が見えた。本栖湖から10kmちょっとだ。駐車場には大型観光バスが何台も止まっており、樹海に隣接する富岳風穴(鍾乳洞)には人がいっぱいいたのだが、樹海にはほとんど人が居なかった。

富士の青木ヶ原樹海。

 

自殺の名所としても知られており、恐ろしいイメージがあったが、実際に中に入ってみたら、そんな雰囲気はまったく無かった。散策路もちゃんと整備されており、道を外れなければ迷うこともないだろう。コンパスも狂うことはなかった。

 

青木ヶ原樹海の東、数100mのところにある、鳴沢氷穴にも行ってきた。ここは以前に入ったこともある。夏でも溶けない氷の鍾乳洞で、この時期に涼むのには最適なのだが、とにかく人が多すぎて、今回は中に入るのを断念した。

 

富士山を後にして、次に向かったのは甲府市の東側にある笛吹市。途中で山梨名物のほうとうの店を見つけて中に入った。昨日はまともな食事が取れなかったので、今日は名物を食べ尽くそう。

 

山梨名物の「ほうとう」とは、簡単に言うと味噌味のうどんみたいなものなのだが、名古屋の味噌煮込みうどんと違い、白味噌を使い、麺はきしめんのような平麺。具は野菜がメインで、白菜やカボチャなどが溶けるくらい煮込まれているのが特徴だ。偶然見つけて入った店だったが、地元では有名な店らしく、アワビの肝を隠し味に使った「黄金ほうとう」は絶品だった。暑いこの時期でも店内はほぼ満席だった。

 

もう1つの山梨名物、「とりもつ煮」も頂いた。B級グルメでグランプリを取って全国的に有名にになったものだが、B級と呼ぶにはもったいない味だった。

 

昼食を終え、次に向かったのが笛吹市の「ほったらかし温泉」。

 

高台の上にあり、露天風呂から甲府市街を見下ろせる絶景が広がっている。昼間でもすごい景色なので、夜はもっとすごい絶景になるだろう。すぐ近くにキャンプ場もあるので、次回はここをメインにしてツーリングに来るのもいいだろう。

 

温泉を出て、本日の最終目的地、駒ヶ根に向かう。地図上の直線距離で見れば甲府から50kmほどなのだが、南アルプスを迂回しなければならない。諏訪経由で行くのが最短ルートだが、実際はかなりの距離がある。温泉でのんびりし過ぎたので、かなりペースが遅くなっている。

 

ヤバい。昨日と同じパターンか?

 

ナビで最短ルートを出して走り出したら、また出てきた・・・。

 

「125cc以下、通れません」

 

・・・・・・・・・

 

南アルプスの東側、国道20号をひたすら北上する。富士山周辺は涼しかったのだが、ここはメチャクチャ暑い! けっこう標高は高いはずなのに・・・

 

ナビの到着予定時間がどんどん伸びていく。諏訪に着いてものんびり諏訪湖を眺める時間もなく、国道152号に入り、今度は南下する。大変な遠回りだ。

 

今行っているリニア中央新幹線の工事、甲府から飯田まで南アルプスを横断する工事。ついでに車道も作ってくれないかな・・・。あ、でも、原付は走れないか・・・

 

そんな事を考えながら、ひたすら走って、ようやく駒ヶ根に着いた。

「早太郎温泉 こまくさの湯」

 

駒ヶ根ロープウェイ乗り場のすぐ近くにある、本日2回目の温泉に入った。入浴と食事のセットで¥1.020。駒ヶ根名物のミニソースかつ丼のセットを頂く。これはかなりお得だ。

 

食事を取って、温泉に入って、あとはキャンプ場に向かうだけ。今日の目的地は飯島町にある無料キャンプ場「御座松キャンプ場」だ。ここからあと30分くらいで行けるのだが、予定よりも時間が掛かり、キャンプ場に着くころには真っ暗になってしまうだろう。初めて行くキャンプ場で日が暮れてから行くのは危ないし、何より思った以上に暑い。結局、去年行った山の上にある「陣馬形山キャンプ場」に目的地を変更した。ここから1時間弱で行ける。ここなら涼しいだろう。

 

 

夕方のラッシュで込み始めた国道153号を通り、山のふもとに着いたころにはもう辺りは真っ暗になっていた。ここから街灯も無い真っ暗な山道を15分ほど登ればキャンプ場に着く。何度も通ったことのある道なので迷うことはなかったのだが、途中から霧が出てきて、数メートル先しか見えないようになってしまった。ナビの画面を頼りに慎重に進み、ようやくキャンプ場に着いた頃には午後8時を過ぎていた。

 

キャンプ場には何台も車やバイクが停まっていて、何組もキャンプをしていた。山頂に着いても霧は晴れない。街灯も無いので、周りのキャンパーの焚き火やライトの明かりを頼りにして空いているスペースを探し、急いでテントを設営する。

 

暗闇と霧の中、懐中電灯の灯りだけを頼りにテントを設営する。構造が簡単なので、これくらいの灯りでも十分に設営できる。フライシートもツートンカラーになっているので、前後を間違えることなく設営出来た。さすがキャンパルジャパン。よく考えている。

 

標高1400mの山頂なので、ふもとの暑さがウソのように涼しい。気温は19℃。Tシャツだと寒いくらいだ。温泉に入って食事も取って、あとは寝るだけ。とにかく今日は疲れた・・・・・・

 

翌朝、5時頃に自然に目が覚めた。夕べは雨には降られなかったみたいだが、今朝はどうだろう・・・

 

テントから外に出てみると・・・

 

うわ・・・  真っ白・・・・・・・・・

 

 

まあ、いいや・・・。今日はもう名古屋に帰るだけ。そう考えて二度寝して、7時くらいにテントから出たら、霧が晴れて、空は快晴だった。

 

最終日は特にトラブルも無く、無事に名古屋に帰ることが出来た。

 

今回のツーリング、雨に降られることもなく、新しいテントで快適に過ごすことが出来た。暑さや距離、自動車専用道路などいろいろ問題もあったが、ツーリングに行くたびに新たな発見があった。この経験、体験をまた次回のツーリングに生かしていこう。

 

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