ふゆキャン△2019・岐阜編

今年最初のキャンプツーリング、行ってきました。場所は岐阜県揖斐川群池田町のキャンプ場。それでは、ツーリングレポートをどうぞ。

 

冬の時期にキャンプツーリングに行くのは久しぶりだ。以前は冬でも三重や和歌山などにキャンプツーリングに行っていたのだが、今のバイクはスーパーカブ110。下道で行くにはかなりしんどい。そこで目的地に選んだのは、以前から気になっていた「大津谷公園キャンプ場」となった。

 

場所は岐阜県揖斐川群池田町。この時期に岐阜でキャンプ? と一瞬迷ったが、岐阜県の南部、大垣市のすぐ北側にある山に囲まれた平地で標高もそれほど高くない。名古屋から片道約80kmほどという近場ということで今回の目的地に決まった。積雪と凍結が無ければ何とかなるだろう。

 

2月某日、快晴。朝9時に名古屋を出発。近い距離なのでそんなに急がなくてもいい。朝の渋滞ラッシュを避けて国道23号に入り、快調に進む。桑名から国道258号線に入り北上。ここからあと1時間くらいでキャンプ場に到着できるが、ちょっとより道。海津市の「千代保稲荷神社」に立ち寄る。

 

京都・伏見稲荷、愛知・豊川稲荷と共に日本三大稲荷と呼ばれている千代保稲荷。地元では「おちょぼさん」と呼ばれ親しまれている。平日の午前中なのにもうすでに人でいっぱいだ。神社の無料駐車場も満車。しばらく空くのを待っていたが、一向に空く気配がないので、有料駐車場にバイクを止めて中に入った。

 

神社の前の参道も人でいっぱいだ。名物の串カツやどて煮、なまずなどの川魚料理の店や自家製の漬物や野菜を売る店など100件以上の店が連なっている。参道の店を通り抜けて、神社の境内に入る。

狐を祭っている稲荷神社だけあって、参拝方法もかなり変わっている。お賽銭の代わりに、ワラを結んだ油揚げとロウソクを買ってお供えをするようになっている。普通の神社にあるようなお守りも売っていない。

賽銭箱の前に油揚げが山盛り!

 

というシュールな光景を後に境内を出て参道の店を散策する。

 

昼どきだったので串カツやどて煮の店は人でいっぱい。とても入れそうになかったので、キャンプ場で食べるおやつ、おちょぼさん名物の大学いもを買って、キャンプ場に向かった。

おちょぼ稲荷を出て、大垣の市街地を通り抜ける。天気は良いが、徐々に空気が冷たくなっていくのを感じる。そのまま走り、小1時間ほどでキャンプ場に到着した。

 

大津谷公園キャンプ場

 

岐阜県揖斐川群池田町が管理する公園内にあるキャンプ場で、何と無料で利用ができる。通年利用でき、トイレや炊事棟も綺麗に管理されている。キャンプ場の真ん中に川があり、その両サイドの斜面に沿ってそれぞれ芝と砂利のキャンプサイトになっている。

 

こんな時期にキャンプに来ている人なんかほとんどいないと思っていたが、以外と人が多い。さすがにバイクで来ている人はいなかったが、広い敷地内にテントが点在している。10組近くは来ているみたいだ。

 

さっそくテントを設営する場所を探す。先客が居ても敷地が広いので好きな場所に設営できる。夏場だったら日陰の林の中を選ぶが、この時期は陽当たりが一番良い川のすぐ脇の芝生を選んだ。

 

昨年から愛用しているツーリングテント

 

「デイトナ・ツーリングテント ステイシーST-2」

 

大手バイクパーツメーカー、デイトナと、老舗テントメーカー、キャンパルジャパンがコラボしたツーリングテント。一番の特徴は広い前室(テント入口の屋根付きスペース)があるという事。ヘルメットやブーツを置いたり、ミニバイクだったら中に入れる事も可能だ。けれどもこのキャンプ場はキャンプサイトに車両の乗入れは禁止だったので、カブは駐車場に置いてきた。

 

去年発売された新商品で、人気がありすぎて9月に完売してしまった商品だが、今年の再販が決定した。3月下旬にはメーカーに入荷の予定となっている。ツーリングテントを探している方にはぜひおすすめしたい。

テントの設営もとても簡単。5分ほどで完了。そして近くの温泉と食料の買い出しに向かった。このキャンプ場の良いところは、周辺施設が充実しているということもある。近くの大型スーパーやホームセンターまではなんとバイクで3分の距離にあり、「道の駅 池田温泉」までも5分ほどで行ける。抜群のロケーションだ。

 

道の駅の名前にもなっているほどに岐阜で有名な池田温泉に入って温まる。アルカリ性単純泉だが、お湯のつるつる感、すべすべ感がすごい。重曹以外の成分をほとんど含まない全国的にも大変珍しい純重曹の温泉なんだそうだ。

 

温泉で温まってから、ホームセンターに向かう。こんな時期でも薪や炭、キャンプ用品も充実している。しかも安い。薪がひと束¥500もしない。名古屋のホームセンターなら¥700~¥800はするだろう。大量に買って帰りたかったが、バイクに積めそうにないので諦め、ひと束だけ買った。そして隣接するスーパーに寄って食料を買い出ししてキャンプ場に戻った。

 

夕方でもまだ明るい時間帯だったが、さっそく焚き火の準備をする。直火は禁止だが、焚き火台を使えば火を使ってもOKだ。火を起こして夕食の準備をする。

夕食のメインは岐阜のソウルフード「けいちゃん」。醤油や味噌のたれに漬け込んだ一口大の鶏肉をキャベツなどの野菜と炒めた美濃・飛騨地方の名物だ。B級グルメとしても全国的に広まり、名古屋のスーパーなどでも見かけることができるが、せっかくなら本場の味を楽しみたい。

 

夕方6時を過ぎるとだんだん辺りが暗くなってきた。焚き火の火の横にガスストーブを出して、けいちゃんを炒め始める。

 

「焚き火の火で炒めればいいのに?」

 

と思う方もいると思うが、焚き火の火に直接フライパンや鍋をかけると底がススで真っ黒になり、後の手入れが大変なので、あえてストーブを使って調理をした。

 

それでも焚き火の醍醐味は楽しみたい。けいちゃんが出来上がるまで、串に刺したベーコンを焚き火で炙る。直火なのですぐに火が通る。肉などを直接焼くのは直火が一番だ。

 

夜7時を過ぎると辺りは真っ暗になった。このキャンプ場、トイレの建物には灯りは点いているが、他には街灯も無く真っ暗になる。けれども焚き火とランタンの光があれば問題ない。周りに灯りが無いおかげで、星空もよく見える。

 

陽が落ちてから気温も一気に下がったが、焚き火のおかげでそんなに寒さは感じない。薪もまだ十分残っている。夜が更けるまで火を焚き続け、テントに潜り込んだ。

翌朝は明るくなってから自然に目が覚めた。テント内の気温は4℃だがそれほど寒さは感じない。テントから出ると天気は曇り。この日は夜から雨が降るという予報が出ていたので、帰るまでは大丈夫だろう。無料キャンプ場なのでチェックアウトの時間も気にしなくていい。残った薪に火を付け、残った肉と野菜でけいちゃんを作る。

夏場にキャンプをすると朝、温度差によってテント内が結露でベタベタになって手入れが大変なのだが、冬は気温と湿度も低いのでほとんど結露が付いていない。テントの撤収も楽だった。

昼くらいまでのんびりしてからキャンプ場を後にして、池田温泉で温まってから名古屋に戻った。

 

今回のツーリング、久々にキャンプをメインで楽しむ事が出来た。たしかに冬は寒いが、装備さえしっかりしてればむしろ真夏のキャンプより快適かもしれない。人が少ない。星が綺麗。虫がいない。温泉の有難みが感じられる・・・・・・

 

そんなツーリングだった。

 

今回のツーリング、南名古屋店ツーリングコーナーで動画を公開しています。

 

ドライブレコーダー「ドライブマン・BS-10」で撮影しています。

 

2Kの高画質動画、興味のある方はぜひ南名古屋店にお越し下さい。

 

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