はるキャン△2019・長野編

いよいよツーリングシーズン到来!

 

天候に恵まれた4月中旬、長野県南部へキャンプツーリングに行ってきました。

 

ゴールデンウィークのツーリングを考えられている方、参考にされてはいかがでしょうか。

 

それではツーリングレポートをどうぞ!

 

名古屋ではもう桜が散り始めかけた4月中旬。今年2回目のキャンプツーリングに出発した。行先は長野県南部、上伊那郡飯島町にある

 

「御座松(ござまつ)キャンプ場」だ。

 

実はこのキャンプ場、昨年の秋に一度来た事があるのだが、キャンプ場まであと数百メートルという所で道路工事の通行止めになっていて断念した所だった。今回は事前に飯島町のHPで通行止めの情報をチェックしたので大丈夫みたいだ。半年ぶりに長野にリベンジに向かった。

 

4月某日、快晴。名古屋市内から国道153号線で豊田市内を抜け、そのまま北上する。トヨタ本社工場の朝の渋滞ラッシュを避けるため、ちょっと時間をずらして出発したので快調に進むことができた。

 

1時間半ほど走って、国道153号線の定番の休憩スポット「道の駅どんぐりの里いなぶ」で休憩。平日の午前中だがバイクが10台以上並んでいる。土日には100台近く並ぶこともあるという相変わらずの人気ぶりだ。

 

今回も旅のバイクはスーパーカブ110。キャンプ用品を一式積んでいるのでそこそこの荷物だ。まだこの時期はここまで重装備のバイクはあまり見かけないので結構目立ってしまう。小さいバイクだと尚更だ。なので、カブでキャンプツーリングを始めてから道の駅などでけっこう声を掛けられることが多くなった。

 

道の駅「どんぐりの里いなぶ」を出てさらに北上。このツーリングの前の週に季節外れの寒波が来て、長野一帯雪に覆われたそうなので、オーバーパンツを履いていこうか迷ったが、無しで正解だった。平谷村を抜け、治部坂峠の山頂あたりでは路肩にまだ雪が少し残っていたが、それほど寒くはなかった。

 

それから1時間半ほど走り、目的のキャンプ場まであと少しのところにある道の駅「花の里いいじま」に到着。食料の買い出しをして、バイクの所に戻ると、隣に止めてあった車から出てきた年配の男性に声を掛けられた。

やはりこの時期に小さなバイクでキャンプツーリングをしているのが珍しいのだろう。ひととおり世間話をしていたらいきなり、

 

「あなた、血液型はB型かO型じゃない?」

 

と聞かれた。

 

???!

 

これは今までに無いパターンだ。改めてその男性を見ると、長髪の頭にバンダナを巻き、作務衣のような服を着て、首に巨大な数珠を掛けている。この人いったい何者???

 

「・・・・・・いえ・・・、A型ですけど・・・」

 

「へぇー、そうなの・・・。こんな時期に一人でキャンプするって聞いたから、B型かO型かと思ったんだけど・・・。ご家族にBかOの方はいるんじゃないの?」

 

「いえ・・・・・・」

 

じつはこの人、占い師をやっている人だった。なるほど、それならこのファンキーな姿にも納得がいく。A型の人間が一人でキャンプをする事にしきりに感心していた。日本人で一番多い血液型なのに・・・。

 

道の駅「花の里いいじま」を出て、キャンプ場に向かう。ここからバイクで10分ほどの距離だ。この辺りには設備の整った有料のオートキャンプ場がいくつかあるが、今回の目的地、御座松キャンプ場はなんと無料。設備は水場とトイレのみの最低限。街灯も無く、夜は真っ暗になるが、本格的なキャンプを楽しめるところだ。

 

ガードレールも無く、車1台ほどの幅しかない細い山道を進んでいく。ただ、路面はしっかり舗装してあるので、普通のバイクでも大丈夫だ。そのまま進み、目的地に到着した。

 

 

午後3時すぎにキャンプ場に到着。先客は無し。キャンプ場を独り占めだ。好きなところにテントを張ることが出来る。このキャンプ場は最近では珍しく車両の乗入れもOKだ。陽当たり、風向き、芝の状態、地面の傾斜など考え、ベストなポジションを見つける。

テントはお馴染みの「デイトナ・ステイシーST-2」だ。前室が広く、居住性はバツグンだ。人気がありすぎて昨年はシーズン途中で完売してしまったが、今年の再販が決まった人気のテントだ。

テントを設営して、キャンプ場を探索する。このキャンプ場は飯島町を流れる与田切川の上流にあり、川を挟んだ両岸の河原がキャンプ場になっている。対岸には1本の赤い橋で渡ることが出来、辺りは松の木が多い。源義経がこの松の木の下で休憩したということから、御座松と呼ばれるようになったという伝説もある。

辺りには木の枝や松ぼっくりも大量に落ちている。焚き火の燃料の心配もない。キャンプ場内には常設のカマドが何基もあり、先客が残していった炭もある。トイレも綺麗で、温水洗浄も付いている。こんなに設備がしっかりしたキャンプ場を無料で使わせてもらえるのは非常にありがたい。

キャンプ場を探索して、木の枝や松ぼっくりを集めてから、近くの温泉に向かう。

 

「信州まつかわ温泉・清流苑」

 

キャンプ場からバイクで20分ほどで到着。露天風呂からは南アルプスの山々が見渡せる。山頂はまだけっこう雪が残っているが、ここはそれほど寒くない。

温泉で温まってから、近くのスーパーで買い出しをしてキャンプ場に戻ると、遠くに車が1台停まっている。もう1組のキャンパーがテントを立てる準備をしている。「熊、蜂に注意!」の看板がそこら中にあるこの山奥のキャンプ場に一人っきりにならずに済んだ。少し安心した。

 

陽が落ちてから一気に気温が下がった。温泉で十分温まったにのすでに寒い!!!

 

トイレ以外は灯りがまったく無いキャンプ場なので、暗くなる前に急いで焚き火の準備をする。昼間集めた松ぼっくりを焚き付けに使う。松ヤニなどの油分を含んでいるのでよく燃える。とりあえずこれで暖を取ることができる。

 

夕食のメインは「遠山ジンギス」。羊の肉を独自のたれで漬け込んだ南信州の名物だ。これを地元の野菜と炒める。

 

陽が落ちると辺りは真っ暗になる。もう1組のキャンパーはかなり遠くに離れているので、辺りは誰もいない。熊除けの為にスマホアプリのラジオをつける。アナログラジオなら入らないこんな山奥でもインターネットラジオならちゃんと聞こえる。便利なものだ。

集めた焚き木を全部燃やして、食料やゴミを全てテントの中にしまってこの日は休んだ。

翌朝は6時くらいに自然に目が覚めた。どうやら熊は出なかったみたいだ。この日は朝から曇っている。予報だと夕方くらいには名古屋に雨が降ってくるみたいだ。今日はこのまま真っ直ぐ帰るだけ。無料キャンプ場なのでチェックアウトの時間の心配もしなくていい。のんびり後片付けをして、キャンプ場を後にした。

 

帰りにキャンプ場の近くの与田切公園に立ち寄る。名古屋の桜はもう葉桜になっているが、ここは丁度満開だ。

そして、帰り道の途中にある昼神温泉に立ち寄る。南信州有数の温泉地だ。ここで信州名物のソースかつ丼を頂く。

 

温泉で温まって、あとは名古屋に帰るだけ。だが、空一面雲に覆われ、昨日とは比べ物にならないくらい寒い。防寒具をすべて身に着けて走り出したが、しばらく走ると雨が降ってきた。

 

予報より早い!

 

バイクを停めて、スマホアプリの雨雲レーダーを確認すると、南から雨雲がどんどん迫ってくる。愛知県一帯がもうすでに雨雲に覆われている。

 

覚悟を決めて、レインウェアを着こみ、雨の中3時間走り続けて、無事に名古屋に着くことができた。

 

 

 

レーシングワールド公式LINEアカウント開設!