和歌山キャンプツーリング2019(その3)

ツーリング3日目、最終日。朝5:30にスマホのアラームで目を覚ます。テントから顔を出すがまだ辺りは薄暗く、寒い・・・。

 

こんな時間にアラームで起きたのには理由があった。実は、昨日の夕方に入った湯の峰温泉には、日本最古と言われ、世界遺産にも登録されているという温泉、「つぼ湯」という温泉があるのだ。温泉卵が作れる湯筒がある川のすぐ上流にある小さな小屋、この中に岩をくり抜いた温泉、つぼ湯がある。

 

ただ、このつぼ湯は小さく、大人2人くらいしか入れる大きさしかないので、ひとり30分の時間制の貸し切り温泉になっている。昨日の夕方に入ろうと思っていたのだが、何人も予約待ちしていたので諦め、朝一番の6時に入るためにこの時間に起きたのだ。

 

キャンプ場から湯の峰温泉までバイクで10分くらい。6時ちょうどに湯の峰温泉に到着。先客はいない。やった! 一番札をゲットできた!

 

湯の峰温泉・つぼ湯

 

岩をくり抜いたような湯舟だが、底には玉砂利が敷いてあり、その下から源泉が湧き出している。今は周りを小さな小屋で囲われているが、この湯舟の底からは1800年前からお湯が湧き出ているという。源泉の温度は92℃! 昔は横に流れている川の水で温度調節をしていたそうだが、今は横に水道の蛇口がある。朝イチだったので、水を加えないと入られないほど熱い!

 

朝イチで入ったときのお湯の色は白っぽかったが、このつぼ湯、1日で七色、色が変化すると言われている。温泉の成分の量や時間の経過、光の当たり方などで透明に近い色になったり、白や青にも変化するそうだ。

 

ここへ来たのも5年ぶりくらいだ。和歌山・紀伊山地の秘湯と呼ばれ昔から有名な温泉で、外国人観光客も多い。この時、温泉地に来ていた観光客の半分以上が外国人観光客だった。最近はテレビで取り上げられる事も多く、ブラタモリや出川哲郎の充電バイクの旅のロケでも紹介されたそうだ。

 

つぼ湯で十分温まり、湯筒で朝食の温泉卵を作り、キャンプ場に戻った。時間はまだ朝7時だ。このキャンプ場のチェックアウト時間は正午なのでまだ十分時間はある。のんびりと撤収できる・・・

 

・・・が、あんまりのんびりもしていられなかった。今日はこのまま名古屋に帰るだけ。湯の峰温泉から新宮経由で国道42号線に入り、初日と同じルートで還る予定だが、下道で260km以上ある。雲行きもちょっと怪しい。台風が近づいてきているので、海側のどこかで降られるかもしれない。

 

熊野川に架かる鉄橋。左側が三重県になる。

結局、10時くらいにキャンプ場を出発。天気は良いが昨日よりは雲が多い。湯の峰温泉から国道168号線に出て、熊野川に沿って南下する。この熊野川は、和歌山県と三重県を分ける県境にもなっている。その三重県側に名所「飛雪の滝」がある。高さ30m、幅12mの滝のすぐ真下までいくことができる絶景だが、車1台くらいの幅の細い道でしか行けない難所にある。ちょうど帰り道の途中で寄れるので、久々にここに行ってみた。和歌山県側から鉄橋で三重県側に渡り、細い道を進む。かろうじて舗装はしてあるが路面は荒れ果て、ガードレールが無い箇所もある。景色は良いが、ブラインドコーナーが続くので景色を見る余裕は無かった。そして飛雪の滝まであと少しのところで・・・

 

!!!

 

前方で工事をやっている!

 

工事の人が一言、

 

「通行止めの看板、見てないの?」

 

しまった。見落とした・・・

 

鉄橋まで引き返し、和歌山側から新宮へ入った。だいぶ時間をロスしてしまった・・・

 

 

以前に行ったときの飛雪の滝。滝の真下、水しぶきが掛かるところまで近づくことができる。

新宮に入り、熊野川を超えるとすぐに三重県。2日前は快晴で穏やかだった七里御浜も波が高く荒れている。海沿いなので風も強い。尾鷲の食堂で休憩して出発すると雨が降り出してきた。近くの道の駅「海山」でレインウェアを着る。ここからは雨雲が追いかけてくるようになる。カブでどこまで逃げ切れるか・・・

 

結局、勢和多紀くらいまで雨に降られたが、そこから雨雲は南の方に流れたみたいで、その後は降られずに済み、無事に名古屋に帰ることができた。

 

今回のツーリング、2泊3日で700km以上、下道を走った。高速道路を使ったツーリングも良いが、下道でしか見られない景色、貴重な体験が出来た。以前に行った事があるところでも、変わっていないところ、変わっていたところもある。同じ場所でも何度も行きたくなる。これがツーリングの楽しみだ。

今回のツーリング、ロングツーリングに役立つ商品も使ってみた。市販のスマホホルダーに貼り付けてワイヤレスで充電できる

 

「LOFON Qiワイヤレス充電パッド」だ。

 

ワイヤレス充電の国際規格「Qi」に対応するスマホに使えるこの商品。ケーブルが無いので防水性も高く、スマホのケーブルのコネクタを振動などで傷めることもない。

 

今回は「デイトナ・スマートフォンホルダーWIDE」と組み合わせて使ってみた。ケーブルを挿す手間も省け、挟むだけで充電できるとても便利な商品だ。

 

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