こんな状態。
実を言うと、前回の最後に掲載した画像は清掃後の状態。
上の画像は清掃前なので、若干時間が戻ってます。
いやぁ、しかしまさか、
プラモデルさえ作らなかった人間が
自分の手でバイクのブレーキを
バラすことになるとは...。
まぁ、身の上話は置いといて、
作業を進めていきましょう。
尚、旧いキャリパーの内部は
大体錆が発生しているので、
清掃と併せて錆の除去を行いますが、
これは以前に行っているので省略。
ちなみに錆の除去方法については、
細いドライバーなどでコリコリとこそぐ感じ。
そういう工具も出回っているので
やり方としては多分大丈夫...なはず。
んで、一通りの清掃が終わったら
いよいよ組み立て。
殆ど"ボルトを締めるだけ"ですが、
嵌める前にグリスを塗りましょう。
シリコングリス(キタコ)。
「次いつ使うか判んないっす」という人には
とても使いやすい少量のパッケージ。
これをシールやピストンの表部分に
ぐるーっと塗り伸ばして、
あとは順番に嵌めて他の部品を付けて...、
あとは車体に取り付けて
ブレーキフルードを注入し、
出来れば自走以外の方法で
しっかりと動作を確認しましょう。
ここでちゃんと機能していれば、
キャリパーの分解清掃は無事完了!
機能していなければ、フルードの入れ方が甘いか、
バンジョーボルトの締めが甘い等々、
色々な原因が考えられるので、
一箇所ずつ入念にチェックします。
それでもダメならコレだ!
比較的簡単な作業ではありますが、
特殊な工具が必要になる他、
「手が汚れるのがイヤンっ☆」
という人も多いはずですので、
その場合はバイクを買ったお店や
近くの整備をしてくれるお店などに
相談してみましょう。
外出がしにくい今こそ、
(無理のない範囲で)ご自身の手で
整備を始めてみてはいかがですか?
以上、中村でした!