人によっては見覚えがあるでしょう。
ゲイルスピードの段ボール箱。
この中に入っているのは、
完全数量限定品の
モンキー125用ホイールセット。
勿体ぶって延ばしまくる宣伝は好きじゃないので、
早々にネタバレしていきますよ。
モンキー125といえば、
同ホンダのCT125共々
「遊べる125ccバイク」として
街中でもよく見かける人気車種ですね。
そんなモンキー125は、
小さく可愛く、トコトコと
お買い物やツーリングへ行くような
レジャーバイクの類のはずですが、
「それ専用のアルミホイールを創ろう!」
~なんて考えるものですから、
アクティブさん、中々思い切ってます。
この品物が届いた時、
発注者(目黒)から「Twitterに公開して」と言われるのを
なんとなく予想していたら、ホントに言われました。
~しかし、「ブログ書いて」まで言われるとは思わなんだ。
発注した本人が書くものとばかり考えてました。
さて、軽い説明も交えつつ、
ホイールを見てみましょう。
んん~、発色を少しだけ抑えて
深みをも感じさせるこの赤色、
良いですね!
ちなみに、ゲイルスピードも純正品も
同じアルミニウム製なのに、
前も後ろも重量がおよそ2/3くらいに
軽量化されているのが恐ろしい…。
見掛けだけでなく、中身もしっかりゲイルスピード。
「同じ素材なのになんで軽いの?」
と思う方も居そうですが(居て!)、
その差を生むのは製法。
純正品は"鋳造"といって
ホイールの型枠に溶けたアルミを
ドロドローッと流し込んで造ります。
一方、ゲイルスピードは"鍛造"で、
(細かくは端折りますが)
「アルミの塊を叩いて叩いて…」を
ひたすら繰り返して製造します。
鍛造は、コストも時間も掛かり
あまり大量生産には向きませんが、
素材そのものに"粘り"が得られ
より軽く強靭な品物が造れる!
~というお話。
梱包時、フチを保護する為のスポンジ。
これを見てパルックを思い出しました。
ええ、それだけです。
ホイールが軽くなると
加速や減速、コーナリングなど
全体的な動きが軽くなるので、
バイクが更に機敏なモノに…
~って…
いや、それはそうなんですけど…、
~そもそもモンキー125よ!?
「CB1000Rの運動性能をアップ!」
~とかならわかりますけど、
モンキー125でそれを造っちゃうあたり、
やっぱりアクティブさん、
相当思い切っちゃってます。
…いや、むしろ50ccの時代から
「乗ってイジッて愛でるバイク」
という印象が根付いているから、
そう考えるとある意味では
モンキーらしいパーツなのか…!?
んまぁ、お次はこちら。
このホイール、先程の赤色とは別に
もう1セット入荷しています。
基本的なトコロは同じで、
赤色がABS車対応なのに対して
こちらの金色はABS非対応。
発注時、担当者がそれぞれのイメージカラーに合わせて
色を選んだっぽいです。
「ABS車に使えるかどうかの違い」は、
フロントホイールの形状の差。
ABS対応のモノは
ホイールの軸に黒い部品が有り、
且つブレーキディスクを
ボルト5本で固定する形。
ABS非対応の方は黒い部品が無く、
ブレーキディスクをボルト4本で
ホイールに直接固定します。
個人的に「すげぇっ!」と感じたのが
リアのホイール。
得てして、ホイールをカスタムすると
・スプロケット
・ハブダンパ(※)
※リアホイールに備わる、硬いゴム状の緩衝材。
・ブレーキディスク
~などなど、同時にあれこれ変更しないと
くっつかないという事が間々あります。
ところが、これはそれらの適合を
丸々純正品に合わせている為、
(部品が劣化していなければ)
純正のホイールから部品を
移植してしまえば取付可能という、
なんとも気の利いた設計。
ご自身でカスタムするにしても、
どこかのお店で取り付けるにしても、
こんなに楽ちんな話は無いですよ。
――――――――――――――
ABS対応:\151,800(税込)
ABS非対応:\143,000(税込)
※必ず年式及びABSの有無をご確認下さい。
――――――――――――――
限定生産品につき
再入荷などはありませんので、
気になる方はお早めにどうぞ!
以上、中村でした!