能登半島一周バイク旅

梅雨が明けても雨ばっかり。しかも台風が近づいているお盆休みでしたが、8/11から連休が取れたので、久々にキャンプツーリングに行ってきました。行き先は能登半島。根元までは何度も行った事はあるものの、今回はETCをフル活用して、能登半島を一周してきました。


〜能登半島一周バイク旅〜
出発前夜、台風が東海地方に再接近していた為、天気が気になり朝5時に目が覚めた。窓の外を見ると曇ってはいるが雨は降っていない。テレビを点けて天気予報を見るが大丈夫そうだ。テレビを見ながらツーリングの予定を考えていたら、画面に「東海地方で強い地震がありました」とのテロップが・・・。???・・・地震なんてあったっけ?・・・とぼんやり考えていたら、数秒後に地面がゆっくりと揺れ始めた。「地震だ!!!」・・・しばらくすると揺れは収まったがけっこう長かった。名古屋はそれほど被害は無かったみたいだが、テレビのニュース速報ではどんどん被害が広まっている。東名高速道路は通行止め。今回は東海北陸道を使う予定だったので、直接影響はないと思ったが、ずっとテレビを見続けて、結局、出発できたのは9時すぎだった。
ひるがの高原SAで休憩。台風の後だったので風は強いが快晴!
標高が高くなると小雨が降ってきたが、一時的なものだった。
伊勢湾岸道、豊明インターから入るとさっそく通行止めの案内が出ていた。東名の岡崎から先は全面通行止め。豊田あたりでは上りも下りもいつもより車が少ない。東名から東海北陸道に入ると普段どおりの流れになってきた。東海北陸道は全線開通したので、北陸方面へのアクセスはだいぶ便利になってきた。ただ、途中でまだ一車線の区間があるので、ところどころでペースが落ちてしまう。ひるがの高原で休憩して、白川郷を抜け、富山県に入ったころから雲行きが怪しくなり、小雨が降り始めた。標高が高いと天気予報はあまりあてにならない。次のパーキングエリアでレインウェアに着替えて出発したが、しばらく走っていたら雲が切れて晴れ間が見え出してきた。どうやら一時的な雨だったみたいだ。最悪、雨の中のキャンプも覚悟していたが、日頃の行いが良かった?のか、無事に雨をやりすごす事ができた。
富山の人気回転すし「きときと寿司・氷見本店」。昼時はいつも行列ができる。
日本海の新鮮なネタが並ぶ。ここでしか食べられない珍しいネタも多い。
高速を出て、富山県の氷見に向かう。ここでお目当ての回転寿司「きときと寿司・氷見本店」で遅い昼食をとる。「きときと」とは富山弁で「新鮮」という意味。地元の超人気店だ。北陸へ来たときは必ず寄る店だが、昼時はいつも長い行列ができるので、今回はちょっと時間をずらして来た。氷見漁港の近くにあり、新鮮なネタが並んでいる。日本海に面している富山は回転寿司でもさすがにレベルが高い。名古屋では食べられないノドグロやフクラギなどの珍しい魚を堪能した。店を出て、今日の目的地、能登半島の先端にあるキャンプ場をナビで検索すると、予定到着時間が夜8時と出た。しまった・・・。朝、ダラダラしていたから、予定よりだいぶ時間を食ってしまった。このまま行っても真っ暗闇の中でテントを張ることになる・・・。夕食の買出しや温泉に寄る事も考えるとかなり無理がある。・・・予定変更!。ここは一人旅のいいところ。自由に予定が変更できる。とりあえず近くのキャンプ場を探し、なんとか5時前に着く事ができた。
千里浜なぎさドライブウェイ。波打ち際の砂浜を走ることができる。ロードバイクでもOK!。大型観光バスも入ってくる。
大島キャンプ場。林の中にあるが、歩いてビーチまで行ける。
石川県志賀町の大島キャンプ場。海水浴場に面した大きなキャンプ場で、収容人数はなんと500人。お盆休みだけあって、家族連れが大勢いたが、バイク1台だったら飛び込みでもOKだった。料金は駐車場込みで¥1,300。手頃な値段だ。受け付けを済まし、テントサイトにバイクを乗り入れ、テントを張る。暗くなる前に張れてよかった。キャンプ場の受付で近くの温泉を聞いたら、バイクで10分くらいのところに温泉が隣接した道の駅があったのでそこへ向かう。高速がメインだったが、炎天下の中、1日で300キロ近く走ったのでさすがに疲れた。温泉でゆっくり疲れを癒し、近くのスーパーで買出しをしてキャンプ場に戻った。
キャンプツーリングの必需品、ハンモック。これがあれば何処ででも寝ることができる。
能登空港で人気の空弁「焼き鯖寿し」。近くのスーパーでゲット。
キャンプ場に着くころには辺りはすっかり暗くなっていた。普段はあまり人のいないところでキャンプをしているので、これだけ家族連れの多いところでキャンプするのは久しぶりだったが、みんなマナーも良く以外と静かだった。テントの脇の木にハンモックを吊り、簡単に食事を済ませて、ビールを片手に横になる。最初の予定では今日は能登半島の先端まで行く予定だったが、半分も行ってない。明日は今日以上にハードだ・・・。
国定公園・能登金剛「巌門鷹の巣岩」
右が鷹の巣岩。観光船で海側から見ることができる。
世界一長いベンチ。全長460.9メートルある。
初めて見る風景なのに、どこかで見たような錯覚を覚える。こんな風景がずっと続く。
断崖絶壁の海岸線が続く。
泣き砂で有名な琴ヶ浜。石英の細かな粒子が砂となり、歩くと泣き声のような音がする。
翌朝は6時ピッタリに目が覚めた。天気は快晴。絶好のツーリング日和だ。夜と朝の温度差もそれほどなく、夜露でテントが濡れることもなかったので、テントの撤収も楽だった。荷物をまとめてバイクにパッキングして、8時前に出発した。能登半島の西海岸から時計周りにひたすら走る。リアス式海岸で入り組んでおり、巨大な岩などの絶景ポイントも多い。その都度バイクを止め、写真を撮る。普段は太平洋側ばっかりツーリングしているが、日本海側を走っていると、初めて見る景色なのに以前走った風景と錯覚すら感じてしまうほどよく似ていた。日本の景色はどこへ行っても変わらないものだとつくづく感じた。
有名な輪島の朝市。港のすぐ近くにあり、300軒以上の店が並ぶ。
昼前くらいでも、人通りは多かった。観光バスで来た団体客も多かった。
名物「朝市丼」。ボタンえび、甘えび、鯛、カニなどが入った海鮮丼。
丼専門店「海鮮茶屋」。朝市の真ん中にある。
海岸線をひたすら走り、輪島に到着。ここで有名な輪島の朝市へ向かう。11時近くになっていたが、お盆休みだけあって観光客であふれていた。名物の輪島塗の店を始め、鮮魚や乾物、野菜など、地元の人が買いに来るような店もけっこうあった。朝市を隅から隅まで廻り、お土産を買って、朝市の中の丼専門店で昼食を取る。選んだものは一番人気のその名も「朝市丼」。¥1,800。ボタンえび、甘えび、鯛などの日本海の新鮮な海の幸が入った海鮮丼。高速代と宿泊代を節約している分、食事は贅沢をした。
輪島の先にある白米千枚田(しろよねせんまいだ)。1004枚の水田が棚田となっている。
狭い田から「せんまいだ」となった説もあるとか。
能登半島の最先端、禄剛埼(ろっこうさき)。ここが今回のツーリングの折り返し地点。
能登半島の先端の有名なスポット、ゴジラ岩。東宝の許可を取っているのかは不明。
食事も終わり、出発。曽々木海岸の海岸線を走り、能登半島の最先端、禄剛崎を回り、東海岸を南下。飯田湾に入り、恋路海岸・見附島で休憩。なだらかにカーブしている飯田湾の真ん中にある小さな無人島だが、別名「軍艦島」と呼ばれている。軍艦島といえば長崎の端島が有名だが、ここ能登半島にも有名観光スポットとして存在する。その名のとおり、軍艦の形をしており、艦首を正面から見ると迫力がある。海岸からすぐ近くにあり、干潮時は岩場伝いに歩いて渡ることもできる。ここで名物「能登ラーメン」を食べて、再度出発。ここから内陸に入り、能登半島を縦断する有料道路、能登道路に入る。ここから金沢まで一気に走れるが、残念ながらETC対応ではなかった。
能登半島の東海岸。某バイク雑誌でこの写真と同じアングルで撮った写真があった。
恋路海岸にある、見附島。通称「軍艦島」。
正面から見ると迫力がある。
軍艦島を見ながら名物「能登ラーメン」を食べる。
能登道路を南下して金沢まで走る。ここからは一般道に入り、日本海を右手に見ながら走るが、辺りはすっかり暗くなり、景色を楽しむことはできなかった。途中の道の駅で休憩をしながら、ひたすら南に向かって走る。敦賀を抜け、琵琶湖の東側を走るが、当然真っ暗で見えない。夜11時、滋賀県の長浜に到着。深夜営業のラーメン屋で休憩。ここでちょっと時間調整をして、夜12時過ぎに長浜インターから北陸道に入る。そう、この日はお盆休みの木曜日。平日でも特別に1,000円高速が利用できる日だったのだ。長浜から入り、最初のパーキングエリアで1時間ほど休憩し、そのまま一気に名古屋まで走った。
能登空港のターミナルの中に道の駅があった。非常に珍しい。
今回使った便利グッズ、「ラフ&ロード・サマーシートカバー」、¥3,980。通気性とクッションを兼ね備え、950km走っても快適。大きさも3種類あり、ほとんどのバイクに対応する。
やっぱり高速は快適だった。小牧あたりまでは順調に走れたが、地震の影響で東名は掛川から先が通行止めになっていた。その為、中央道は夜中の2時なのにもかかわらず、すでに渋滞が何10キロにもなっていた。小牧ジャンクションが近づくにつれ、車が多くなってきたが、小牧を抜けると驚くほどに車が少なくなっていた。そのまま豊田まで走り、伊勢湾岸道の豊明インターで降りる。出る時の料金表示は1,000円。ETC付けておいてよかった。今回のツリングの走行距離は2日間で950km、した道ではとても走れる距離じゃなかった。ETCのありがたさをあらためて痛感した。来年は高速道路無料化になっていれば、もっと遠くまでいけるだろうか...?


というわけで、かなりの長編になってしまいましたが、最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございます。9月にはいって一気に涼しくなり、はやくも秋のツーリングシーズンが待ち遠しいですね。レーシングワールドでは9月23日までタイヤやツーリング用品がお得なキャンペーンも開催しております。ツーリングギアをお探しの方も、バイク旅のご相談も当店にお任せください!
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